坂上忍の名言

坂上忍ブログトップ画像(スクリーンショット)

いまやテレビで見ない日はないほど、バラエティー番組を中心に八面六臂の活躍をする坂上忍氏の名言を、以前に氏がインタビューに答えた『人間コク宝』よりピックアップ。人間コク宝のインタビューは、バラエティー番組を見ているだけではわからない、坂上氏の破天荒の魅力が詰まっており、誰もが彼の大ファンになってしまうこと請け合いなのだ。

かっこいい男とはどういうことなのか、氏のインタビューを読めば少しだけわかったような気になれる。もしこのページを読んでご興味を持たれたのなら、人間コク宝のインタビュー全文をご一読されることをおすすめする。

※上の画像は坂上忍氏のブログのスクリーンショットです。引用しました

坂上忍の名言1

坂上忍の名言1「そいつん家に行って呼び鈴ならしても出て来ないから勝手に上がって、みんながちゃぶ台囲んでご飯食べてるとこでブン殴って。それで『ごめんなさい』って言わせたことを親父に報告したら、『よし!』って入れてもらえて」

小学生の頃、子役という目立つ存在だった氏はイジメの対象に。しかし、氏の父親は坂上少年に徹底抗戦を指示し、やり返した実績を作らない限り帰宅を許可しなかったという。いや、しかし、家族団らん中にいきなり殴り込みに来られたら・・・・・・少年とはいえ、怖い!

坂上忍の名言2

坂上忍の名言2「居間のシーンで僕が廊下で待ってたとき、我慢できなくて廊下でションベンしたら、前田吟さんが『お茶がこぼれてるよ』って雑巾で拭き始めちゃって(笑)」

子役の頃からトンパチであった坂上氏の名言。何もそんなところでしなくてもと思うし、しかもそれを先輩役者の前田吟さんに拭かせるなんて・・・・・・子供だから後先を考えずにやってしまったんでしょうきっと。とはいえ、やっぱり坂上少年は怖いもの知らずすぎて逆に怖いのであった。

坂上忍の名言3

坂上忍の名言3「洋楽かぶれだったから『ツイストなんてバンドじゃねえよ』『あんなのは真似だ』『リズム隊だって大したことないね』とか、小学生の癖して偉そうに言ってたの。そしたら真後ろにツイストがいたんですよね。しかも全員! (中略)世良さんはずっと僕にメンチを切ってました」

小学生のセリフとは思えないけれど、ツメの甘さはやっぱり小学生なわけで。ツイストの皆さんからしたら、わざとらしく自分らに向けて言っているとしか聞こえないだろうと、想像に難くない。やっぱり、トンパチ過ぎる坂上少年は怖いもの知らずすぎて怖いのだった。そりゃ、イジメられる。

坂上忍の名言4

坂上忍の名言4「フロアでボンってぶつかったなと思ったら、蹴りだったらしくて。それでも踊ってたら影になってる所に連れてかれちゃって、ボコボコにやられて。(中略)似非パンクスみたいに見えたのかどうか。とにかく嫌われましたね」

パンクバンドデビューをすることになった坂上氏は、中途半端を嫌い、16歳にしてロンドンに旅立つ。郷に入れば郷に従えということで、金髪に染め上げクラブで踊り狂うが、待っていたのは本場パンクスたちの鉄拳制裁だった。でも、トンパチぶりではパンクスに絶対に負けていないと思うけど。

坂上忍の名言5

坂上忍の名言5「(ロンドンのストリップ小屋に)16~17歳のときに行ったから『20歳だ!』って言っても全然信じてもらえなくて。で、悔しいからまた戻って、計300ポンドぐらい金積んだら入れてくれたんですね(笑)。金積む精神も精神だけど(中略)客は僕一人だけで、出て来たのはデブのおばちゃんで、とんでもなかったですね。これはヤバイ、殺されると思いましたもん。やっぱり昔から観光地とか全々興味がなくて、汚い所を見ないとその国は理解できないとか思っちゃってた」

とは言っても、やっぱり高校生ぐらいで異国のストリップ小屋に一人で乗り込むのは無謀以外の何物でもないわけで、よく危険な目に遭わなかったと不思議。汚い所を見ないとその国の本質がわからないというのは、奇しくも『ゴルゴ13』の作者さいとう・たかを先生と同じことを言っているのだ。

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坂上忍の名言6

坂上忍の名言6「昨日もちょうど僕がちっちゃいころから知ってるタレントさんと仕事してて、その後で飲んでたら、『ホント丸くなったというより、あの頃が異常だったね』って言われちゃいました(笑)」

坂上氏は気に入らないと“帰る”という抗議をする常習者であり、今では『そればっかりじゃ駄目でしょ』と氏も反省している模様。しかし、気に入らないから帰っていたのは10代の頃であるというから、ロンドンのエピソードといい、ツイストとのエピソードといい、徹底してトンパチなのだ。

坂上忍の名言7

坂上忍の名言7「芸歴が長いと逆にちゃんと大人になるもんなんですよ。でも、僕はプロデューサーがいてディレクターがいてっていう体制が嫌いで、反体制派だったから。だったらこの仕事やるなよっていうのが基本にあるんですけど(笑)。いままで仕事ができてるのが奇跡ですね。とっくに潰されてても、干されててもおかしくないですから」

ああ、若いころのトンパチは反骨心ゆえの行動だったのねと納得させられる名言。大人になった現在はバラエティー番組を中心に八面六臂の大活躍だけど、物怖じせず共演者にガツガツと毒舌を浴びせかける氏の姿を見ると、やっぱりパーソナリティーは変わっていないのかなあ・・・・・・。

坂上忍の名言8

坂上忍の名言8「大晦日に実家で飯食いながら『紅白』見てたときも、松田聖子がどうのこうの神田正輝がどうのこうので僕と意見が分かれて、突然ちゃぶ台をひっくり返されて。それが、なんでここまでの喧嘩になんなきゃいけないの、みたいな(笑)」

この親にしてこの子あり的名言。坂上氏のトンパチっぷりは母親譲りのものなのかも。それにしても、たまには親孝行しようと大晦日に実家に行ってこれとは・・・・・・。若い頃は母親と殴り合いの喧嘩もしていたのだとか。氏の闘争心はこうして培われたのですね。納得!

坂上忍の名言9

坂上忍の名言9「小学生の高学年から中学生くらいのときは、もう来てましたから。で、『ボク、もっと働かなきゃな』とか言われちゃって。当時は電話も取れなかったし、あれは壮絶でした。・・・・・・まあ、いい経験させて頂きましたよ」

トンパチな行動を繰り返しつつも、子役時代から芸能活動を続けてきたのは父親が作った借金のせいでもあった。多感な時期にヤクザの取り立てを経験した氏は、当時を「壮絶」と振り返る・・・・・・経験したことのある人間にしか吐けない重みのある言葉なのだ。

坂上忍の名言10

坂上忍の名言10「野球に関してはキ●ガイですかね、ホント。一時は、ヤクルトが1点入れるたびにビールを一杯飲むって決めてたから、点を入れ過ぎちゃうとベロベロで」

そんな状態だから野球場での喧嘩もしょっちゅうだったようで、時にやり、時にやられるという理解し難い観戦を続けていたとのこと。したがってボディーガードのために友人を連れて行くようになったというのだけれど、確かにこんなやり方はキ●ガイ・・・・・・ですなあ。

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坂上忍の名言11

坂上忍の名言11「自覚していないブスが許せないんですよ!(中略)ドン!ガバ!チョ!みたいな、どうにもならないのが3つ並んでて。席に座ったときから胸糞悪かったんですけど。(中略)お酒入ってもっと気分悪くなって、ずーっとブスブス言ってたらしいんですよ」

氏のブス嫌いは有名であるが、なんでもこの時はブスのクセしてシャネルのサングラスを頭にかけて態度が偉そうであり、それがどうにも腹持ちならなかったよう。ビールを注いで上げながらも「ブス」を連呼したというのであるが、女性相手にそこまでしなくても・・・・・・。

坂上忍の名言12

坂上忍の名言12「気性的に持ってるものを捨てたがる衝動ってものがあるんですよね。だから女性にしても、失礼な話ですけど、だいたい大晦日ぐらいになるとお金も大掃除、家も大掃除、女性関係も大掃除みたいな感じで」

生粋のギャンブラーである氏は、宵越しの銭は持たない主義であり、年末になると一年で稼いだ金をすべて競艇につぎ込むんだという。今まで賭け事に費やした金は、楽に映画が一本取れるほどという。いやあ、男としてしびれる限りの、スーパーかっこいいエピソードなのだ。

坂上忍の名言13

坂上忍の名言13「あの頃は、常時7人が最低線って決めてましたから。もう悪党でしょ。ホント、仲間に『鬼畜』って呼ばれてたから(笑)。『お前は犯罪者だ!』って。だけど、本命はいないんです。それがなおさら鬼畜でね」

ギャンブルに続き、これまた男だった痺れまくる氏の16~22歳ぐらいまでの女性関係。ってことは、最低7人ならばひとりの女性が会えるのは一週間に一度であり、もっと人数がいれば・・・・・・うらやましい。さすがに人気役者は、女遊びもスケールが違うのだ。これにて『人間コク宝』からの坂上忍の名言は完。ほかにも痺れるエピソードが満載なので、坂上忍ファンは必読のインタビューなのだ。

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