リーガル・ハイの名言

リーガル・ハイ

リーガル・ハイ』は、『半沢直樹』で大ブレークを果たした堺雅人の出生作。堺雅人演じる主人公の敏腕弁護士の古美門研介(こみかどけんすけ)と、新垣結衣演じる弱者救済の使命に燃える新米弁護士・黛真知子がのふたりが繰り広げるコメディドラマ。

古美門研介は依頼人に対して法外な弁護士費用を要求するものの、殺人だろうが公害訴訟だろうがどんな大きなトラブルであっても、持ち前の口八丁で有利な証言を集め、相手にグウの音も出せないほどの理屈を並べたて、完膚なきまでに論破することで必ず勝訴に持ち込んでしまうのだ。

リーガル・ハイはコメディドラマながらも、堺の超人級の超絶演技が随所に盛り込まれ、見る者の目を釘付けにしてしまう。当然、名言も多く散りばめられており、弊サイトでリーガル・ハイを扱わないわけにはいかない。

名言1(第1話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「しかし若いから体力がありお年をめしているから体力がないと一様に断じてしまっていいものでしょうか? 例えばわたしは年齢が38だが、あなた、わたしが重度の心臓病を患っている可能性を少しでも考慮しましたか?」

リーガル・ハイ』第一話にて、古美門研介と黛真知子出会いの場面。混みあう電車で、黛真知子は老人に席を譲ろうとするも古美門が割り込んで着席。黛は古美門に席から立ち老人に席を譲るように注意したものの、古美門は上記名言を言い放ちしれっと座り続けるのであった。こんなめんどくさい人とは関わり合いたくない・・・・・・。

名言2(第1話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「着手金が一千万、報酬金が二千万、計三千万円。それがわたしの弁護士費用だ。君の事務所の汎用な弁護士たちと比較されること自体、耐え難いねえ。安いくらいだよ? わたしが引き受ければ必ず勝つんだから。愚問だねえ、自白強要されているのに負けること自体が信じられない。金さえ払えばわたしが無罪にしてあげよう」

三木事務所に籍を置く黛真知子は、国選弁護人となるも検察を突き崩せずに敗訴。無実の罪で殺人罪が確定してしまったと思い込む黛は、すがる思いで古美門研介に弁護を依頼するのだった。それにしてもこの自信満々のセリフ、清々しいほどのイヤなヤツなのだ。

名言3(第1話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「杉浦く~ん、お疲れ様! 見違えたよ、とても自動ドアが開かなかった人とは思えない! 最近はセンサーの感度も上がっているからねえ。またいいゲームをしよう~!」

黛の依頼を受けることになった古美門は、敵対する三木事務所の介入もあり、以前はカモにしていた杉浦検事に苦戦をしたものの、最後はきっちりと完勝。上機嫌の古美門は、負けて衰弱する杉浦検事をあざ笑い嫌味を連発。やっぱり古美門は、清々しいほどのイヤなヤツなのだった。

名言4(第2話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「こんな経済状況のなか、君のような給料泥棒を雇ってあげていることに感謝して少しは金になる訴訟を撮ってきたまえ! 例えば著作権侵害だよ。ネズミの遊園地がそれでどれだけ儲けていると思っている」

ってことでちょいと調べてみたら、出るわ出るわ。自分は著作権を堂々と侵害するけれど、他人が少しでも犯そうものならヒステリックなほどの対応をするんだそう。いい悪いは別として、確かに著作権侵害は弁護士にとっては金になるんだろうなあ・・・・・・落書きだって侵害で訴えてやる!

名言5(第2話より)・・・ジャンゴジャンゴ東久留米

ジャンゴジャンゴ東久留米の名言「法廷という~♪ 虚構の檻の中で~♪ 裁判官という~♪ ろくでなしが~♪ いたいけな小鳥を~♪ いたぶっているっよ~♪ いたいけな小鳥を~♪ 聞こえるだろ~」

自爆魂というパンクロックグループの著作権侵害訴訟での一コマ。自爆魂のギタリスト・ジャンゴジャンゴ東久留米は裁判官に抗議し魂の熱唱! 傍聴席で弾き語りという暴挙を働き、裁判官への心証は最悪のものとなってしまったが、計算の範囲内なのか古美門研介は爆笑するのみ。

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名言6(第3話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「表現を暴力的に制圧することは何人にも許されるものではありません。それは取りも直さず憲法二十一条『表現の自由』の侵害にほかならない。球団のやったことは憲法違反です。日本国憲法を踏みにじる行為そのものです!」

野次で野球場から強制退去させられたおばちゃんの訴訟にて、古美門研介は争点を国の最高法規である憲法にまで拡大解釈して相手の弁護士を窮地に陥れてしまう。聞くに堪えない野次を吐き続けたおばちゃんがいけないとしか思えないのだが、勝つためには憲法だって持ち出すのが古美門流。

名言7(第3話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「裁判長、井手先生はまだお若い。どうか大目に見てあげてください。若い芽を摘まないであげてほしいのです」

相手の井手弁護士を手のひらで転がしたいだけ転がし、痛ぶり遊んだ挙句に言い放った古美門研介の名言。井手弁護士は古美門の波状攻撃にただただオタオタするだけで、裁判は古美門の思う通りに進んでいく。傍聴していた黛真知子も「思いっきり摘んでる」と思わず独り言をつぶやく。

名言8(第4話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「徳山さんのお宅から見てマンションが立つのは南東の方角です。東に夕日が沈むのは天才バカボンの世界だけですので、引き続き夕日はお楽しみいただけます」

日照権の侵害としてやり玉に上げられた都市部マンション建設。反対住民たちに立ち向かうのはもちろん古美門研介だ。マンションが立ったところでたいして被害のない住民に対し、天才バカボン扱いをした挙句、損害賠償請求すると脅迫して住民たちを動揺させることに成功。西から登ったおひさまが東へ沈むのだ!

名言9(第4話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「正義は特撮ヒーローものと『少年ジャンプ』の中にしかないものと思え。自らの依頼人の利益のためだけに全力を尽くして闘う。我々弁護士にできるのはそれだけであり、それ以上のことをするべきではない。わかったか、朝ドラ!」

金のためだけに猛進する古美門の方針に疑問を持った黛真知子は、マンション建設反対住民の桑田久美子に、自身の依頼人の不利益になる法的アドバイスをしてしまう。古美門は、黛のクソ真面目には一定の理解をしているものの、黛の弁護士としての姿勢を猛烈に非難したのだった。

名言10(第5話より)・・・富樫逸雄

富樫逸雄の名言「だがねえ古美門くん、待たせた挙句、やっぱりできませんとなった場合、ごめんなさいで済むとは思ってないよなあ? こっちは控訴期限までの時間を君に託しているんだ。わたしはねえ、金さえ積めばなんでもする人間をいくらでも知っているんだ」

大物政治家・富樫逸雄の不正献金事件。富樫お抱えの弁護士たちは匙を投げて控訴断念、お鉢が古美門に回ってきた。古美門は控訴期限までに弁護をうけるかどうか返答をするとしたが、富樫は上記名言で恫喝。江守徹の演技が光った名場面だった。

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名言11(第5話より)・・・富樫逸雄

富樫逸雄の名言「世の中に先生と呼ばれる職業はいくつかある。教師、医者、君たち弁護士、そして政治家だ。なぜ人は我々を“先生”と呼ぶんだろう? 人はね、何かをしてもらう相手に対して先生と言ってへりくだるんだ。では政治家には何をしてもらう? 稼がせてもらうんだ」

富樫逸雄の元には様々な金が集まり、富樫もまたその金を歓迎し、多くの企業や個人を稼がせたに違いない。黛は当然のごとく反発を強めるが、逆に古美門は富樫の凄みに感嘆したような表情を見せる。それにしても重ね重ね江守徹の演技が光りまくりで、さすがの役者力なのだ。

名言12(第6話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「わたしにはいくら金を積まれようと決して引き受けないことにしている仕事がふたつあります。ひとつはハイパーメディアクリエイター。何をしているのかさっぱりわからないからです。そしてもうひとつが痴話喧嘩の仲裁です。わたしの能力は親戚の世話焼きばあさんの代わりにあるわけではないのです」

とは言いつつも、事務員の服部さんに説得される形で仕事を引き受けてしまうのだから古美門研介は話のわかる男なのだ。ちなみにハイパーメディアクリエイターの彼が今現在どんな仕事をしているのか調べてみたけどやっぱり謎。近未来を読み解く総合研究所を一体全体何?

名言13(第6話より)・・・岡崎安奈

岡崎安奈の名言「彼が変態だからです。行為の最中にニュース原稿を読ませるんです。それで、卑猥な言葉を言うように強要するんです。時にはそれをムービーで撮影することも。ド変態です! 本当に苦痛でした!」

というくだらなさゆえに、古美門はやっぱり痴話喧嘩の仲裁に後悔することに。相手の弁護士は元嫁だし。それよか興味があるのはアナウンサープレイ。世の中には女子アナマニアは非常に多く、女子アナものはかなりの数がリリースされている。かく言うわたしも・・・・・・やめておきます。

名言14(第7話より)・・・三木長一郎

三木長一郎の名言「おいおい、遠慮するなよ、お前も入ったほうがいいぞー。温泉の効能書きに減らず口が治るって書いてあったからなあ。業突張りの恥知らずがちょっとは良くなるとは書いてあった。シーユー!」

古美門研介となにかと対立する最大手の弁護士事務所経営者・三木長一郎の名言。古美門は蟹頭村にある徳松醤油における相続問題に首を突っ込み、相手の弁護士は三木事務所が担当することに。当然、激しく対立し、大人げない三木と古美門は悪口合戦を繰り広げるのであった。

名言15(第7話より)・・・黛 千春と黛真知子

黛 千春と黛真知子の名言「黛 千春『生まれた時からずっと徳松醤油で育ってきてるんだもん。わたしの血は、徳松醤油でできているんだ』
黛真知子『(千春の手を取って)わたしの血もだよ』」

不思議系女子ふたりの会話。そもそも徳松醤油の家督相続問題は黛 千春が黛真知子に助けを求めたことに端を発し、泥沼化してしまう。しかし、要領の良い千春は肉親同士による醜い争いを続ける兄弟をよそに、驚くべきしたたかさで行動を続けていたのだった。

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名言16(第7話より)・・・徳松紀介

徳松紀介の名言「僕には正直わからないんだよ! よその醤油とうちの醤油の一体どこが違うのか!? 目玉焼きにもウスターソースをかける派なんだ」

社長の徳松紀介はそんなんだから、従業員からの人望は薄く裁判では苦境に立たされる。そのうえ、例え買ったとしても徳松醤油を売却することを決めており、キーマン黛 千春の反発まで買ってしまう。ちなみに日本人は目玉焼きには醤油をかける人が最も多いよう、参考までに。

名言17(第8話より)・・・黛真知子

黛真知子の名言「古美門先生のあんな姿を見たのは初めてです。いつもは一言われたら十言い返すのに、防戦一方というか、グウの音も出ないというか、サンドバッグ状態というか、蛇に睨まれた蛙というか」

要はほうほうの体で逃げ帰ってきたということ。子役・安永メイの親権停止申し立てにおいて、相手側にはなんと中村敦夫演じる古美門の実父・古美門清蔵が就くことに。第一回審問は古美門の弱みを知り尽くした古美門清蔵に論破され、いいところなく終わってしまった。

名言18(第8話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「12歳の子が母親と断絶しようとしている。内心どれほどの苦悩を抱え、血を吐く思いをしているか君にわかるか? 二度と薄っぺらい言葉を吐くな」

意外にも黛真知子を真剣に教育している、実はいいヤツな古美門研介の名言。黛は正義感からついつい正論を押し付けてしまい、幾度も古美門にたしなめられてしまう。「二度と薄っぺらい言葉を吐くな」って上司から言われたら効くな~。ズシッと、ボディーに。

名言19(第8話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「深くて強い絆だから困難なんです! 成功は欲望を呼び、欲望は破滅を呼ぶ。自らの存在が母を不幸にすることをメイさんは知っています」

この古美門の名言が決定打となり、古美門は見事、安永メイの親権停止を勝ち取る。いつもは証拠や証言を積み重ね相手をねじ伏せる手法を取る古美門であるが、珍しく裁判官の情に訴える手法を披露。さすがに無敗弁護士なだけある。

名言20(第9話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「闘うということの意味をあの老人どもはわかっていないから。ふれあいと絆の里・南モンブラン市、素晴らしい標語じゃないか。この美しき文化を壊すことなど彼らにはできない。そうかあ? ホントは気づき始めているんじゃないのか? あの老人どもの本性に。彼らには、戦争とズワイガニ食べ放題付きバスツアーとの区別がまったくついていない」

古美門研介vs三木長一郎、最後の闘い。南モンブラン市絹美村に立つ仙羽化学工場の公害訴訟。古美門は過去に仙羽化学工場側に立っていた経緯もあり、絹美村の老人たちの弁護人なることを固辞する。老人のおおらかさをズワイガニ食べ放題付きバスツアーと比喩する感性はさすが!

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名言21(第9話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「何が南モンブランだ、絹美村は本物のモンブランよりも遥かに美しいとどうして思わないんですか! 誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず、みんな仲良しで暮らしていけば楽でしょう。しかしもし、誇りある生き方を取り戻したいのなら見たくない現実を見なければならない、深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない、闘うということはそういうことだ、愚痴なら墓場で言えばいい! 金がすべてではない? 金なんですよ、あなた方が相手に一矢報い、意気地を見せつける方法は、奪われたものと踏みにじられた尊厳に相応しい対価を勝ち取ることだけなんだ、それ以外にないんだ!
(中略)敗戦のドン底からこの国の再繁栄期を築き上げたあなた方ならその魂をきっとどこかに残している!!! ・・・・・・はずだと期待したわたしが愚かでした。いいですか、二度と老後の暇つぶしにわたしを巻き込まないでいただきたい。心優しいダニ同士、お互い傷を舐め合いながら穏やかに健やかにどうぞくたばっていってください。それではみなさん、さようなら!」

仙羽化学に簡単に懐柔されてしまった絹美村の老人たちは、はした金での和解を望んでしまう。そんな老人たちの情けなさに、古美門はついにブチ切れ、上記名言を言い放ったのだ。日本のテレビドラマ史上に残る長ゼリフを堺雅人が演じ切った、伝説が生まれた瞬間。

名言22(第10話より)・・・沢地君江

沢地君江の名言「闘う男性ってセクシーです。先生? 腰やりました? やりましたよね♪」
  

古美門との最後の闘いに臨む三木長一郎は、闘争心が抑えきれずシャドーボクシングを始める。秘書の沢地君江は「セクシー」と煽るが、調子に乗ってパンチを強振した三木は見事に腰を炒める。秘書の沢地が老体の三木をあざ笑った名言だった。

名言23(第10話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「勝つためにはどんな手段でも使う。家を売って勝てるんだったら安いもんだ。地下水からヘルムート38が出るまで手当たり次第掘り起こすんだ」

珍しくかっこいい古美門研介の名言。裁判に勝つためならなんでもやると豪語するのは伊達ではなく、我が家を抵当に入れてまでボーリング調査を行うことを決意。「家を売って勝てるんだったら安いもんだ」なかなか言える言葉じゃないんだなあ。

名言24(第10話より)・・・三木長一郎

三木長一郎の名言「勝ったぞ・・・・・・オレの勝ちだ。お前は終わりだ古美門。これがオレの復讐だ! すべてを失え! そして、首でもくくってあの世であの子に詫びるがいい! お前が裁判に巻き込んだせいで、命を落としたあの子にな! ハッハッハッハッ、ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!」

三木長一郎の巧みな戦術で絶体絶命に追い詰められた古美門研介。やはり無謀な裁判だったと黄昏る古美門のもとに三木が現れ、古美門に勝利宣言をしたのだった。堺雅人の演技も光るが、生瀬勝久の演技も相当なもの。名優ってのは凄いなあ~。

名言25(第10話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「慰謝料5億と安全確認までの操業停止、それ以外に和解の道はない。これは絹美の老人たちの温情だ! これを飲めないのなら徹底的に闘います。例え老人たちが力尽き、最後の一人が死んだとしても、その骨を拾い後に続く者はは必ず出てくる。ご覚悟を! 以上です」

絶体絶命に追い込まれた古美門であったが、仙羽化学社員への黛真知子のバカが付くほどの体当たりのアプローチが功を奏し、社外秘資料を得ることに成功。形勢は一気に逆転し、古美門は見事慰謝料5億円を勝ち取ったのだった。この時の堺雅人の演技、しびれたな~。

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名言26(第11話より)・・・黛真知子

黛真知子の名言「結果だって出しました。わたしのおかげで勝てたことだっていっぱいあるでしょ!? 坪倉くんの時だってボニータさんの時だって、富樫先生の時だって圭子さんに勝てたのだって! 三木先生に勝てたのだってわたしがいたからでしょーが! ええっ、そうでしょっ!?」

古美門事務所を独立した黛真知子が、古美門と初対戦時、法廷で思わず興奮してしまったひとコマ。黛は不当解雇を受けた恩人の元仙羽化学社員・八木沼佳奈の弁護をすることになったが、相手の弁護士には古美門が付いたのだった。コメディーですからありえます、こんな事態も。

名言27(第11話より)・・・沢地君江

沢地君江の名言「君江ちゃん、どうしてそんなにも僕の心を惑わすの? 夕べまた、君の夢を見ちゃったよ。君にお尻ペンペンされている夢。正夢になるといいな」

古美門圧勝かと思われたが、黛の策略により窮地に立たされることに。黛は三木と手を組み、三木の秘書の沢地君江を証言台に立たせる。古美門は沢地は自分への私情から信ぴょう性に欠ける証言をしていると訴えるも、逆に沢地に過去に送ったメールを披露され追い詰められてしまう。

名言28(第11話より)・・・古美門研介

古美門研介の名言「我々は神ではありません。このわたしも含め、愚かで感情的で間違えてばかりのちっぽけな生き物です。そんな人間に、人間を裁くことはできるのでしょうか? いいえ、できません。だから人間に成り代わり“法”が裁くのです。(中略)一切の感情を排除し、法と証拠に拠ってのみ人を裁く。それこそが、我々人類が長い歴史の中で手に入れた法治国家という大切な大切な財産なのです。無論、公明正大なる裁判所におかれましては情緒的な弁論に惑わされることなど微塵もなく、徹頭徹尾、法と証拠のみに基づいて判断なさることでしょう。そしてその場合、結論は明白であります。以上」

黛真知子の健闘によって一時は崖っぷちにまで追い詰められた古美門研介であったが、黛は古美門のトラップに気づけず、最後の最後でうっちゃられてしまう。やはり古美門は裁判の天才であり、手の内を知り尽くした黛をもってしても攻略できず。とはいえ、本当に名言だこりゃ!

名言29(スペシャルより)・・・古美門研介

古美門研介の名言「(曖昧なアンケートを見て)学校は生徒のためではなく、教師のためにあるのだ。自分たちを守るのは当たり前だ」

スペシャルではいじめ訴訟に取り組むこととなった古美門と黛。学校からのいじめ実態調査は曖昧なものであり、とても満足いく回答ではなかった。憤る黛に、古美門はズバリ!と学校の本質を付く名言を発する。改めて言われると、確かに学校は働く教師のためのものだったなあと、実感として湧く。

名言30(スペシャルより)・・・三木長一郎

三木長一郎の名言「勅使河原先生、次回はわたしが行きましょう。一度わたし自らが山に入り、大物狩りの手本を示すべきだろうと思っていたんですよ。どうか、一流のハンティングというものをその目に焼き付けてください」

北大路欣也演じる新人弁護士・勅使河原勲の健闘により古美門は追い詰められるが、新人の善戦に上長の三木は面白くないのか、自らが法廷に立つことを宣言する。しかし、これといった活躍は法廷できず、逆に古美門に逆転を許してしまう。世の中、後出しジャンケンはそんなにうまくいかないもの。

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名言31(スペシャルより)・・・古美門研介

古美門研介の名言「羊飼いであることを放棄し、思考停止の羊の群の一匹に成り下がったあなたじゃない。生徒と学校とぶつかりながらも必死で闘い、もがき苦しんでいた4年前のあなたです! あの頃のあなたなら、どう答えますか?」

いじめを受けていた生徒の担任・榮倉奈々演じる藤井みなみは、クラスにいじめはなかったと証言するも、古美門に眠っていた教師の誇りを突かれ、本当のことを証言するよう催促される。藤井は涙ながらに信念に基づき本当はいじめがあったことを証言し、裁判の形勢は逆転する。

名言32(スペシャルより)・・・古美門研介

古美門研介の名言「いじめの正体とは一体何でしょう? 加害者生徒、教師、学校・・・・・・いえ、そのどれもが本質ではありません。正体は、もっと恐ろしいものです。
(中略)多数派は常に正義であり、異を唱える者は排除される。いじめの正体とは“空気”です。特に右から左、左から右へと全員で移動するこの国では空気という魔物の持つ力は実に強大です。この敵の前では法ですら無力かもしれません。
(中略)しかし今回、わたしは奇跡を見ました。飲み込まれていた者たちが怪物の腹を切り裂き、頑然と立ち上がったのです。和彦くん、藤井先生、そして2年C組34名の生徒たち、どれほどの勇気がどれほどの覚悟が必要だったことでしょう。しかし彼らは確かに目覚め、自分たちの意志で空気を打ち破った。
(中略)あえて申し上げます。この世界からいじめを失くすことはできます。この裁判をその第一歩にしましょう」

2年C組の生徒たちが立ち上がり、被害者生徒の小暮和彦へのいじめがあったと証言。古美門は被害者生徒、藤井先生、生徒たちの勇気を賞賛し、かのようなドラマ史上に残るかっこいい長文の決めゼリフで法廷を締めくくったのだった。当然、裁判に勝ち多額の慰謝料を勝ち取る。
これにて『リーガル・ハイ』の名言は、完。このサイトには都合上収録していない名言が多数あるため、DVDなどで、ぜひリーガル・ハイをご覧になることをおすすめする。

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